戦国古城の旅 現存12天守を行く 松本城 わが国で、天守建築として残されているものは12棟。うち国宝指定を受けているものが姫路・松本・松江・犬山・彦根の五つです。昭和まで残っていた広島、岡山、名古屋、福山などの諸天守は、第二次大戦下で空襲を受け焼失しています。せめて半年早く終戦判断... 2025.10.11 戦国古城の旅東山道の城
戦国古城の旅 豊臣兄弟ゆかりの名城を行く 淀城 旅行日最後の訪問地は淀城です。京都市伏見区にあり、最寄り駅は京阪本線の淀駅です。伏見桃山御陵では汗だくになったため、電車の中では周囲に汗臭く嫌われてないか、気になりながら電車を下車しました。京都競馬場を背に左側(西側)に二~三〇〇メートル歩... 2025.10.04 戦国古城の旅畿内の城
戦国古城の旅 豊臣兄弟ゆかりの名城を行く 伏見城 9月上旬午前に最初の目的地 大和郡山城を訪問後、近鉄郡山駅に戻り電車で北上します。次の目的は旧伏見桃山城キャッスルランドの「伏見城天守閣」です。訪れるのは約45年ぶりになります。電車で伏見駅まで着いたところで、行き過ぎたことに気づいて桃山御... 2025.09.27 戦国古城の旅畿内の城
城ファンの一考察 中津城天守は実在したか (2) 私が中津城があったに違いないと考えている理由を今回補足してみます。「天守の欄干」という具体的な文献資料の存在を考える注目したいのは、文禄2年(1593年)に亡くなった黒田家家臣の小河信章の跡を継いだ小河之行の長政あて書状です。そこには天守の... 2025.09.20 城ファンの一考察西海道の城
唐造り 小倉城唐造天守について(2) 石垣の歪み問題は層塔型天守の創始には影響が限定的だったのではないかという考察 写真は平面的に見えるのでわかりにくいと思います。石垣隅部からの建物と石垣の接合部が曲線を描いているように写っています。しかも真ん中あたり外壁が少し、石垣がはみ出し... 2025.09.06 唐造り西海道の城
西海道の城 小倉城唐造天守について(1) 小倉城の概要豊前の国小倉は九州と本州をつなぐ要地にあり中世から城が築かれていたようです。戦国期からの近世城郭への歩みは戦国大名毛利氏の築城からで、高橋鑑種、毛利勝信の時代を経て整備され、現在の規模にしたのは細川忠興とされています。関ヶ原の合... 2025.08.26 唐造り西海道の城
城ファンの一考察 中津城天守は実在したか(1) 私は、昭和からの城マニアです。昭和期の城郭本は発刊も少なく、中津城も元々天守が無い城として紹介されることが多かったように記憶しています。現在の模擬天守も史実にない新造天守と批判的に書かれていました。実際、今の天守があった場所には天守台は存在... 2025.08.19 城ファンの一考察西海道の城