2025-10

西海道の城

肥前名護屋城と唐津城

名護屋城は天下人となった豊臣秀吉が朝鮮半島へ出兵するため、肥前(佐賀県)に築いた巨大な陣城(前線基地)です。築城年は1591年(天正19年)とされており、主に九州の諸大名の力で築かれています。秀吉の死による朝鮮役の終了でその役目を終え、程な...
城ファンの一考察

福岡城天守は実在したか(7)

気になる地元の天守再建願望2025年から天守台の発掘調査が行われ、何らかの報告が市の教育委員会から出されると思います。福岡城に天守があった、なかったの論争は、われわれ城郭愛好家にとってロマンのある話題の一つになっていますが、気になることもあ...
最近の城ニュースから

福岡城天守は実在したか(6)

発掘範囲の拡大検討の報道を見て西日本新聞2025年8月22日報道の「福岡城調査、発掘範囲の拡大検討 着手2カ月、遺構の出土なく」という見出しを見つけました。2025年10月現在、福岡市から発掘成果の成果が報告されていないので、天守台から天守...
城ファンの一考察

福岡城天守は実在したか (5)

朝鮮の役にみる倭城と福岡城今回は、福岡築城にあたり縄張り面から天守の存在に多大な影響があったと思われる、朝鮮の役の影響を考えてみます。福岡市内の寺院に移築された福岡城本丸表御門。櫓部分の2階屋根が切妻なのが、黒田藩の質実さを想起させます黒田...
戦国古城の旅

現存12天守を行く 松本城

わが国で、天守建築として残されているものは12棟。うち国宝指定を受けているものが姫路・松本・松江・犬山・彦根の五つです。昭和まで残っていた広島、岡山、名古屋、福山などの諸天守は、第二次大戦下で空襲を受け焼失しています。せめて半年早く終戦判断...
南海道の城

豊臣兄弟ゆかりの名城を行く 和歌山城

豊臣秀長が築城したといわれる和歌山城を紹介
戦国古城の旅

豊臣兄弟ゆかりの名城を行く 淀城

旅行日最後の訪問地は淀城です。京都市伏見区にあり、最寄り駅は京阪本線の淀駅です。伏見桃山御陵では汗だくになったため、電車の中では周囲に汗臭く嫌われてないか、気になりながら電車を下車しました。京都競馬場を背に左側(西側)に二~三〇〇メートル歩...
城ファンの一考察

福岡城天守は実在したか(4)

幻の天守といわれた福岡城の天守閣について実在したのか様々な説を検証する